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diff --git a/docs/html-intl/ja/guide/publishing/versioning.jd b/docs/html-intl/ja/guide/publishing/versioning.jd new file mode 100644 index 0000000..1928610 --- /dev/null +++ b/docs/html-intl/ja/guide/publishing/versioning.jd @@ -0,0 +1,100 @@ +page.title=アプリケーションのバージョニング +@jd:body + +<div id="qv-wrapper"> +<div id="qv"> + +<h2>バージョン管理の概略</h2> + +<ul> +<li>アプリケーションにはバージョンを設定する必要がある<em></em></a></li> +<li>バージョンは、アプリケーションのマニフェスト ファイルで設定する</li> +<li>アプリケーションのバージョン管理方法は、ユーザーのアップグレード方法に影響 </li> +<li>開発プロセスの初期段階で、今後のリリースの検討事項を含めて、バージョン管理戦略を決定します</li> +</ul> + +<h2>このドキュメントの内容</h2> + +<ol> +<li><a href="#appversion">アプリケーションのバージョンの設定</a></li> +<li><a href="#minsdkversion">最小システム API バージョンの指定</a> +</ol> + + +<h2>関連項目</h2> + +<ol> +<li><a href="{@docRoot}tools/publishing/preparing.html">公開の準備</a></li> +<li><a href="{@docRoot}tools/publishing/publishing.html#market">Android マーケットでの公開</a></li> +<li><a href="{@docRoot}guide/topics/manifest/manifest-intro.html">The AndroidManifest.xml File</a></li> +</ol> + +</div> +</div> + +<p>バージョン管理のコンポーネントは、アプリケーションのアップグレード及びメンテナンスの計画を立てるのに重要です。 </p> + +<ul> +<li>ユーザーは、デバイスにインストールされたアプリケーション バージョンと、インストールが可能なアップグレード バージョンについて、特定の情報が必要です。 </li> +<li>スイートとして公開されたその他のアプリケーションなどでは、アプリケーションのバージョンをシステムに問い合わせて、互換性と依存関係を確認する必要があります。</li> +<li>アプリケーションを公開するサービスでは、アプリケーションにバージョンを問い合わせて、バージョンをユーザーに表示できるようにする必要があります。公開サービスでは、互換性を確認してアップグレードとダウングレードの関係を確立するために、アプリケーション バージョンを確認する必要があります。</li> +</ul> + +<p>Android システム自体は、アップグレードや互換性の制約の実施などのために、アプリケーション バージョン情報をアプリケーションに対して<em>確認することはありません</em>。代わりに、アプリケーションにおけるバージョン制約はユーザーまたはアプリケーション自体によって完全に実施されます。 </p> + +<p>Android システムが確認を行うのは、アプリケーションによってマニフェストの <code>minSdkVersion</code> 属性に指定されたシステム バージョン互換性です。<em></em>この属性によりアプリケーションは互換性を持つ最小システム API を指定できます。詳細は、<a href="#minsdkversion">最小システム API バージョンの指定</a>をご覧ください。 + +<h2 id="appversioning">アプリケーションのバージョンの設定</h2> +<p>アプリケーションのバージョン情報を定義するには、アプリケーションのマニフェスト ファイルで属性を設定します。2 つの属性を使用でき、常にこの両方に値を定義することが推奨されています: </p> + +<ul> +<li><code>android:versionCode</code> - アプリケーション コードのバージョンを他のバージョンと相対的に示す整数値。 + +<p>この値は整数なので、その他のアプリケーションはプログラムでバージョンの値を評価して関係を確認できます(たとえば、このバージョンがアップグレードかダウングレードなのか、など)。任意の整数値を設定できますが、アプリケーションの後続のリリースでは、現在より大きな値を使用するようにしてください。システムではこのバージョン管理の基準を強制しませんが、後継リリースの値を増加させることは標準的です。 </p> + +<p>通常、アプリケーションの最初のバージョンの versionCode を 1 に設定してリリースし、その後は各リリースについて、リリースがメジャー リリースであってもマイナー リリースであっても、値を単調増加させます。これは、<code>android:versionCode</code> の値は、ユーザーに表示されるアプリケーション リリース バージョンと類似している必要性はないことを意味します。以下の <code>android:versionName</code> をご覧ください。アプリケーションと公開サービスでは、このバージョンの値はユーザーには表示されません。</p> +</li> +<li><code>android:versionName</code> - アプリケーション コードのリリース バージョンを表す文字列値で、ユーザーに表示される値です。 +<p>値は文字列なので、アプリケーション バージョンを「<major>.<minor>.<point>」といった文字列や、その他のタイプの絶対的または相対的バージョン ID として記述できます。 </p> + +<p><code>android:versionCode</code> の場合と同様に、システムではこの値をアプリケーションでユーザーに表示する以外の目的で内部的に利用することはありません。公開サービスでは、ユーザーに表示するために <code>android:versionName</code> 値を取り出す可能性もあります。</p> +</li> +</ul> + +<p>これらのバージョン属性の両方をマニフェスト ファイルの <code><manifest></code> 要素で定義します。 </p> + +<p>ここに、<code><manifest></code> 要素の <code>android:versionCode</code> と <code>android:versionName</code> 属性を示すマニフェストの例を示します。 </p> + +<pre> +<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?> +<manifest xmlns:android="http://schemas.android.com/apk/res/android" + package="com.example.package.name" + android:versionCode="2" + android:versionName="1.1"> + <application android:icon="@drawable/icon" android:label="@string/app_name"> + ... + </application> +</manifest> +</pre> + +<p>この例では、<code>android:versionCode</code> 値は現在の .apk がこのアプリケーション コードの 2 番目のリリースを含んでいることを表し、これは <code>android:codeName</code> 文字列が示すようにマイナー後継リリースであることを示します。 </p> + +<p>Android フレームワークには、アプリケーションがシステムに別のアプリケーションのバージョン情報を問い合わせる API が用意されています。バージョン情報を取得するため、アプリケーションは {@link android.content.pm.PackageManager#getPackageInfo(java.lang.String, int)} +method of {@link android.content.pm.PackageManager PackageManager}. </p> を使用します。 + +<h2 id="minsdkversion">最小システム API バージョンの指定</h2> + +<p>アプリケーションが最低でも Android プラットフォームの特定のバージョンを必要とする場合、このバージョンを API レベルの ID としてアプリケーションのマニフェスト ファイルに指定できます。このようにすると、互換性のあるバージョンの Android システムを実行しているデバイスにのみアプリケーションをインストールできるようになります。 </p> + +<p>最小システム バージョンをマニフェストに指定するには、次の属性を使用します: </p> + +<ul> +<li><code>android:minSdkVersion</code> - Android プラットフォームのコード バージョンに対応する整数値。 +<p>アプリケーションのインストールを準備する際に、システムはこの属性の値を確認して、システム バージョンと比較します。<code>android:minSdkVersion</code> 値がシステム バージョンよりも大きい場合、システムはアプリケーションのインストールを中止します。 </p> + +<p>この属性をマニフェストに指定しない場合、システムではアプリケーションがすべてのプラットフォーム バージョンと互換性があると仮定します。</p></li> +</ul> + +<p>アプリケーションに最小プラットフォーム バージョンを指定するには、<code><uses-sdk></code> 要素を <code><manifest></code> の子として追加し、<code>android:minSdkVersion</code> を属性として定義します。 </p> + +<p>詳細は、<a href="{@docRoot}about/versions/android-1.1.html">Android System Image 1.1 Version Notes</a> もご覧ください。</p> |